激動の一週間

なんか激動の一週間だったな。
11日のあの時点からだと、今日で8日目か。

生まれて初めて「これはヤヴァいッ！」と思った地震だった。

家が倒壊しなかったから助かった。
あと、海からも距離があったんで津波被害が無かったことも。

地震対策してなかったタンスは倒れたが、運良く（？）タンスが倒れた部屋には
家人が誰も居なかったため、それでケガすることも無かった。


家の中の片付けも進んでいくうちに、我が家の被災状況もだんだん明らかになってきた。
最もダメージを受けてるのは壁だな。固い壁は軒並みヒビが入ってる。
和室の砂壁はかなり酷い状態、角のほうの一部は崩落。
外壁は、あまり目立った破損状況ではないが、やはり固い壁材の
主に角のほうは割れてるところが何ヶ所かある。それと同様に、
地面のコンクリートも大きなヒビがアチコチに見て取れる。

そして、ヒビが入った壁はその柱との間にスキマが生じてる。
ほんの少し柱が傾いてるんだろうな。

水道が復旧して風呂に入れるようになったが、浴槽に浸かりながら周りを見渡すと
風呂場のタイルも割れてて一部は禿げ落ちてるのにも改めて目が行く。
表面のタイルだけじゃなく下地のコンクリートが割れてるのも数ヶ所。

あーそうだ、
地震前、浴槽にはいつも通り水を溜めてあとは湧かすだけの状態になってたが、
あの地震の揺れで水がこぼれ、残りは半分になってた。
半分こぼれるほどの揺れ。今更だが、横揺れも凄かったんだな。
で、断水中はその半分になった水をやりくりして生活してた。

うちでは食器類は殆ど破損無し。
食器の多くは、シンク下スペースの平台にあまり重ねず置いてるんで
落ちて壊れるってことにはなってなかった。
食器棚ってのが無い家なのでね、低いところに食器の平積みってのが
かえって良かったワケだ。

ほかに壊れた物と言えば・・

和室の蛍光灯が落ちて壊れたな。
なんで落ちたんかなぁ。ってか、あれって落ちるモンなのか？
三方からヒモで吊して揺れないようにするっての、どっかで見たことあるけど、
うちではそんなことしてなかった。

居間の液晶TV、たしか昨年末に買ったヤツ、倒れてTV台から落ちて
下にあった物に液晶画面が直撃。
画面の内部が破れて液晶が機能せず、TVつけると画面には
赤青白黒のスジが縱横に光る大きなインテリア雑貨になってしまいましたっ。

・・と、まぁこの程度で済んで良かった。

東北の被災地なんか、ウチとは比べものにならない惨状だもんなぁ。
今ごろ言ってもなんだがホント、被災した方々にはお見舞い申し上げる次第です。


そんな中ですが・・・
当ブログは見ての通り、自粛なんかせずにマイペースに更新しておりまする。
「不謹慎なヤツだ」と思われる方もいるでしょう。
でもいいんです。
自分としては、『自粛』の名の下に世の中が止まっていることこそ淋しく思うのですよ。
だから、自分は自分の行動を、いつもと変らず、同じ気持ちで。


今日、市内をマウンテンバイクでぐるっと一回りしてきた。
（ガソリンが無いんで車は乗れない）
ガソリンスタンドは売るもの無くて閉ってる。入荷したら店開けるのかな。
店閉ってても道路にはガソリン入れたい人らの車が並んでた。何時間並ぶんだョ。
スーパー行ってみたが、やっぱ品物が無いな。節電で照明暗いし。

茨城でも津波直撃して大変なことになってる地域がある。
今日の時点でもまだ停電・断水になってる地域も。
当然、避難所に避難してる人達もいる。
あまり報道されないけど、いちおう被災地なのです。
地味ぃーに被災した、そんなふうに思える。


強烈な地震、そして、強烈な円高に対するショボい協調介入。
この一週間で体験したこと。